# 069

おれは地球からやってきた。
俺は愛と憎しみの世界からやってきた。
そこの逃げ口は運命のねじれであった。
そこでは死が生きるための食い物だった。
そこは与えることが暗黙の贈り物であった。

俺は橋で隔てられた世界からやってきた。
そして下を見ればそこには化学薬品でいっぱいの川がただ流れている。
俺は,空が公害の腰掛けだった世界からやってきた。
また,刑務所は単なる解決策でしかなかった。
寄付が殺人者になる世界。
若者の声などは聞こえない。
俺は王と大統領の世界からやってきた。
そこは偽物が真実を支配している。

精神の自由
それも日がたつにつれて冷たい。
おれはそんな世界からやってきた。
おれは貧富の激しい世界からやってきた。
太った人と痩せた人
そこは他人が休日の食事を分けるにつれて
子供が餓死する。
おれは銃やナイフがおもちゃの世界からやってきた
子供心への贈り物
そこでは子供にサンタクローズがいるかのように教える。
でも、自分を信じることは教えない
おれはあなたを愛します。
おれは秩序と混乱の世界からやってきた

そこは境界を超えることが一目で撃つ事を意味する
安全なのはギャングの視界の中にいること
俺は光を注ぐためにきた
俺たちは仲良くできないのか?
俺は世界からやってきた
おれはそんな世界からやってきた

おれは数百万の行進の世界からやってきた
200の夏のためにいろいろなドラマーに歌を歌った
貧困と多数の世界
少数と優先にある一線
違法の会員制のクラブ
そこは年上の人が孤独に死ぬ
おれは壁によって分けられた世界からやってきた
墓を作っている間にも地球温暖化は深刻になっていた
最後の日は近い
しかしそれは誰の耳にも届いていない
無知だからだ
何を着るかしか考えていない
薬品は髪を染めていた
そして大気に穴をあけた
オゾン層破壊
おれはそんな風にはなりたくない
君らが心配していることは事実だ
おれは世界からやってきた
そんな世界からやってきた

レポート
この歌に出てくるように地球を取り巻くオゾン層の減少が懸念材料になるのは、オゾンが太陽光に含まれる紫外線の多くをブロックしてくれるからだ。人体が紫外線を長く浴びていると、皮膚ガンや白内障などが生じる可能性がある。そのオゾンと最近話題の水素燃料電池の関係について述べようと思う。
  石炭、石油、天然ガスといった化石燃料を燃やすと、温室効果ガスである二酸化炭素のほかに、大気汚染の原因となるさまざまな化学物質が発生する。一方、水素燃料電池の場合、副産物としてできるのは水だけだ。しかしある研究によると、化石燃料から水素燃料への転換が100%完了したとして、水素の10〜20%はパイプラインや貯蔵施設、処理工場、自動車や発電所の燃料電池から漏れ出てしまうと考えられるという。 水素は比重が軽く上昇しやすいので、利用が増えれば、人工のものと自然にあるものを合わせて今の2〜3倍の水素分子が成層圏に入り込み、水素はそこで酸素と結びつき水に変わるだろう、と研究者たちはみている。
 研究報告によると、「その結果、下部成層圏の温度が下がってオゾンの化学反応が乱れ」、やがては、過去20年間にわたってオゾン・レベルの低下が記録されてきた北極と南極で、今より大きく、しかも簡単にはふさがらないオゾンホールが出現することになるという。
地球の環境を守るために考え出されたクリーンなエネルギーが実は違う部分でだが地球を痛めている。人間が地球に負っている借りは大きく、そう簡単に返せるものではないという事なのでしょうか?